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【展示情報】浜中悠樹 写真展 “水庭 -間-(すいてい-はざま-)” 2025.4/19-4/27

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2025年4月19日よりKyotoGraphie2025のサテライト企画であるKG+参加にて、個展を開催することとなりましたのでお知らせします。

本展覧会は、これまで発表を続けてきた代表的な作品シリーズである樹木を被写体とした”樹々万葉”でなく、新作の発表を予定しています。
樹木を通して突き詰めてきた写真による日本の美意識の表現を今回は、海・湖の景色を媒体に表現します。
あらたな挑戦をぜひ、沢山の方にご高覧いただけますと幸いです。

○ 会期:2025年4/19(土)〜4/27(日)
○ 開催時間:平日18:00〜20:00・土日祝13:00〜18:30
○ 会場:黒のギャラリー京烏|Kyo-Karasu
○ 住所:〒600-8078 京都市下京区松原通堺町西入る杉屋町275-1|275-1
○ TEL:075-351-6089

”水庭 -間-(すいてい-はざま-)Water Garden – Hazama”ステートメント

「水庭 -間-(すいてい-はざま-)」は、自然から日本人の美意識の表現を探る試みから生まれた作品である。

この作品は日本の石庭の起源を探求し、石や砂を用いて自然景観を抽象的に再現している。

観察者に内省と心の平穏をもたらす設計は、不規則な自然の美を反映しつつ、精緻に計算された配置で心の静寂を引き出すことを意図している。

撮影地は、日本の神話や自然への信仰が感じられる場所で、海や湖の景色を巡りながら石庭を連想させる風景が捉えられている。これらの景色と対峙し、バランスの取れた美しい光景を切り取っている。

本シリーズのサブタイトル「間」は、日没直後の黄昏時を指す。この時期は日常と非日常の境界であり、「間」としての時間帯に日本人の美意識が反映されている。この一瞬の移行期が観察者に瞑想的で内省的な体験を提供する。

“Water Garden – Hazama” is a work born from the exploration of how the Japanese aesthetic is expressed through nature. This piece delves into the origins of Japanese rock gardens, using stones and sand to abstractly recreate natural landscapes. The design, which brings introspection and tranquility to viewers, reflects the irregular beauty of nature while its meticulously calculated arrangements aim to evoke a sense of inner peace.

The filming locations, chosen for their connections to Japanese mythology and reverence for nature, capture landscapes that evoke thoughts of rock gardens while touring scenes of seas and lakes. These landscapes are confronted and beautifully balanced vistas are captured.

The subtitle “Hazama” refers to the twilight just after sunset, a time that marks the boundary between the ordinary and the extraordinary, a period “in-between” when the Japanese aesthetic is reflected. This fleeting transitional phase provides viewers with a meditative and introspective experience.

特報:協賛 | Sponsor: 大豐和紙工業株式会社 TAIHOU WASI KOUGYOU K.K.

今回の展覧会も、私が写真作家活動を始めた初期の頃から使用させていただき、作品創作において、なくてはならない印刷紙である伊勢和紙のメーカーである大豐和紙工業株式会社さまに協賛に入っていただきました。
大豐和紙工業株式会社さまご協力の元、伊勢和紙を広く知っていただけたらという私の想いにより、今回のDMは、すべて作品の印刷に使用している和紙と同じ紙質となる伊勢和紙”白銀”にて準備することができました!
もはやハガキサイズの作品ともなってます。
ぜひ、会場にお越しいただいた際は、手にとっていただきお持ち帰りいただけますと幸いです。

伊勢和紙公式サイト

関連サイト

KG+2025 公式サイト個展紹介ページ

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