記録「KYOTO × COVID-19 / 2020.4-2020.5」


記録:KYOTO × COVID-19 / 2020.4-2020.5
制作:2020年

コロナの影響で京都から観光客が消え、不要不急の外出を控えた2020年4月〜5月及び緊急事態宣言解除直後の京都の様子です。
多くの人で賑わっていることが当たり前だった日常が一変して静寂の世界へ。
そのような光景を記録する中で、様々な想いが去来しました。
 
最初に感じたのは、恐怖。
この誰もいない世界が続いたら確実に街が壊れていくということ。
「素晴らしい観光地」であり続ける為の施策に注力してきた京都市ですが、閑散とした観光地を目の当たりにすると、何を目指してきたのかが分からなくもなりました。
「観光」という中身の無い言葉だけが独り歩きしていたのでは、ないでしょうか。
いつの間にか、大切にしてきた自然と共存し自然に学び、悠久の時の中で受け継がれて磨き上げてきた精神性を忘れ、四季の移ろいを商材にしたテーマパークのようになっている気もするのです。
 
京都の価値は、何処にあり、何なのかを私も含めた地元の人が考えるきっかけになることを願ってこの記録写真を残したいと思います。